ネットログ管理
ITコラム
2013年11月25日
ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~
社内ネットワークを含めITの世界は極めて脆弱です。
それを補う方法の一つが【 Log:ログの監視 】です。
Log:ログとはログハウスのログ、丸太が語源で、森から切り出した数で仕事の成果を直接勘定できることから、記録を意味するようになりました。単純で合理性の民族、アングロサクソンならではのネーミングですね。
昔は、一定長さのロープを付けた丸太を流して速度を計り航海日誌をつけ、ログと呼んでいました。
コンピュータで仕事をした場合でもログ(記録)が残るようになっています。
外部からのアタック、社内の端末がどこのインターネットを見たか、開いたネットワークのフォルダー、各システムの運用結果などが記録されています。このログを監視することで、事後にではありますが、ネットワークの脆弱性を補完できます。
このログを悪用し、他人の端末に侵入し、そこから悪意のメールを遠隔発信した例がありました。
犯人には利用した端末の自分のログを消しておくほどの周到さがあり、彼はその腕前を仕事だけに使うべきでした。これを防ぐには『ログ監視ソフト』を採用するとよいのですが、専門性が高いので信頼できるシステム管理者に相談するとよいでしょう。来週は【食べられないクッキー】についてお話しします。
ちょっと一息
Gスタンドで若い奴、「1ℓで160円もするのか、高い!」と言いながら休息室へ、彼は販売機のお茶を買った。それは500mℓで150円、1ℓで300円もするのに…