パソコン画面の将来

ITコラム
2013年11月1日

TEIKOKU NEWSロゴISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~

SONYのウォークマンが一世をパソコン画面の将来風靡したころから、耳に当てものをした若者が増えました。あと数年もしたら、変なメガネをした異星人みたいな輩が街を闊歩する時代になることは皆さん予想されているでしょう。
 
テレビを含めて、コンピュータのディスプレイがメガネ型になり、規則に従った手・指の動きでキーボードの操作が可能になるなど、もはや何が何やら判らない世の中がやってきます。そかしそのことより問題なのは、投射する機能だけのディスプレイにカメラ機能が付くことです。
 
今でも殆どのノートパソコンにはカメラが付いているので、新種のウイルスがパソコンの中に忍び込み、遠隔操作でカメラを作動させ、こちらを窺っているかもしれないのです。
 
画像、音声、パソコン、ネットワーク内の貴重な情報、これらすべてが筒抜け状態になっているかもしれません。メガネ型ディスプレイの時代がくれば、その危険性が四六時中ついて回ることになり、情報社会の脆弱(ぜいじゃく)性が自宅・事務所から社会全体に及んでくるという、とんでもない時代に突入してしまいます。
 
対策の第一歩は、先ずそのリスクを認識することから始まるのでしょう。
 
来週は、情報社会の脆弱性と対策についてお話しします。
 
 
ちょっと一息
 
英語は26文字、日本語はひらがな48文字に加え、無限に近い漢字。日本語で動作を形容する臨場感は英語の比ではない、例えばプロレス技のバックドロップ、日本語では『脳天逆(さか)落とし』三丁目の夕日族はこんな日本語にしびれていた…