No.13 インターネット①
ITコラム
2013年7月10日
ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~
今回から4回にわたってインターネットについて勉強していきます。
1回目:仕組み、2回目:リスク、3回目:活用、4回目:未来の順番で説明していきます。
インターネットの仕組み:1962年にペンタゴンの3台のコンピュータを繋ぐ試みからネットワークが始りました。当初、ネットワークは『ケーブル技術』を重要視していましたが、道路が破壊されることにより軍事上最も重要な兵站(へいたん:物資補給)活動に支障をきたすのと同じく、ケーブルインフラの物理的脆弱性を改善すべく、それに頼らないネットワークの仕組みが多くの研究者によって試行されました。
1969年から始まった大学間を結ぶネットワークは、1981年になると200拠点を超えてきました。大学間という狭義のネットワークであることからインターネットと呼ばれ始めたのでしょうか。
現在のネットワークの仕組みは“情報を細切れのお団子に丸め、背番号を付けて送り出し、受け側も背番号に基づいて情報を繋ぎ合せ復元する”といったイメージで理解するとよいでしょう。この作業が超高速で行われているので、我々は細切れ団子を認識することはありません。
TCP/IPという言葉がありますが、これについては次回のリスクで説明します。
ちょっと一息
やぶ医者は久しぶりの往診依頼に慌てて走り、長屋の路地で遊ぶ子供を誤って足蹴にした。みていた井戸端洗濯のおかみさん曰く「あの子よかったね、あのひと(医者)の手にかからなくて…」