ゲーム依存症
ASCAの独り言
2018年6月19日
独り言:世界保健機関(WHO)が18日に公表した、改訂版国際疾病分類「ICD―11」の最終案に明記されたものは、ゲームのやり過ぎで日常生活に支障をきたすゲーム依存症、いわゆる「ゲーム障害」だ。
ゲーム障害とは、依存性のある行動で日常生活に障害をきたす精神疾患の一種で、日常生活に支障が出てもゲームを優先する状態が12カ月以上みられる場合であるが、症状が重い場合はより短期で診断できるらしい。ただ、飲酒と同じく、ゲームをする行為そのものが問題とされたわけではないとの事。
成人約421万人、中高生約52万人がゲームなどのネット依存の恐れだと厚生労働省の調査結果が出ている。しかし、予防対策や適切な治療を政府は確立していない。WHO担当者は「科学的な根拠に基づき疾患に加えた。各国は予防や治療態勢の計画を立てるべきだ」と述べている。