睡眠不足

ASCAの独り言
2018年5月15日

独り言:人手不足が深刻で、運転手が過酷な勤務を強いられている輸送業界へ6月から新たな義務が課せられる。貨物自動車運送事業法などに基づく省令を改め、事業者が運転手を乗務させてはならない項目に「疾病」や「疲労」などはあったが、「睡眠不足」を新たに盛り込む。これまでの省令では、睡眠不足は明記されていなかった。

睡眠時間に対する具体的な時間についての個人差などがあるために基準は定められていないが、睡眠が充分に取れていないまま乗務許可したと認定されれば、運行停止など行政処分の対象となる。

事業者は厳しい対応を求められるが、具体的には、運転手と乗務前に面談し、集中力の低下など安全に支障がでる状態にないか確実に確認して結果を記録として残して行くことになる。