特殊清掃業

ASCAの独り言
2018年5月14日

独り言:5年間で15倍、約5000社。これは、孤独死した人の自宅を清掃・消毒して原状回復する「特殊清掃業者」の数である。

特殊清掃業者は依頼を受け、清掃や消毒のほか、遺品整理を請け負う。孤独死の場合、遺体発見まで時間が経過すれば、室内の臭いや汚れがひどくなる。業者は様々な機材を使って室内を原状回復しているが、状況によっては感染症予防のため防護服を着て作業することあるという。

国民生活基礎調査では、2016年の1人暮らしの高齢者数は約655万人で、10年前より約1・6倍になっている。核家族化も影響して孤独死は全国で相次いでおり、特殊清掃業への需要が高まっているとのことだ。

清掃業者のイラスト