タブレット通信

ITコラム
2013年9月21日

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ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~

タブレット通信今回は、タブレット・携帯電話の利便性に潜むリスク、『データローミング』についてお話しします。
 
あなたが契約している通信会社(Docomo,、au、Softbank等)は国内の通信をカバーするもので、海外の場合、その地域の通信会社を通して利用するサービスがデータローミング(roam:徘徊)と呼ばれるものです。
 
定額通信契約は国内が対象なので、海外で他の通信事業者を利用する場合、国内の通信会社が設定する定額料金の枠外通信とみなされ、別途海外の通信会社の利用料金が加算されるので、ときに高額な料金が請求される場合もあります。
 
海外で容量の大きい動画などをダウンロードして数十万円請求された例もあります。音声通話も渡航先国内の通話や日本への国際電話など項目ごとに設定されており、海外では着信でも料金が発生します。
 
予期せぬ高額料金の発生を予防する処置として、
 
① 空港などで定額利用できるWIFIデータ通信機器をレンタルして通信する
② 自動的に海外パケ放題対象通信会社に接続してくれるアプリを利用する
③ 携帯端末設定で国際ローミングやデータ通信をOFFにする
④ Skypeなど、ネット回線を利用して通話する
などの方法があります。
 
海外渡航前には、契約されている携帯通信事業者でスタディしましょう。
 
 
ちょっと一息:旅シリーズ
 
英国の青年が船旅にでた。案の定、嵐で船は難破、一人無人島に流された。食べ物を探しにジャングルへ入ったが道に迷い、やがて夜、どこからか不気味なフクロウの鳴き声「フー(Who?)」、青年は大声で自分の名前を返し続けた。