No.289 ISO審査員国際登録機関:IRCAレポート AI利用の将来(人としての考え方)
ITコラム
2019年3月13日
ISO 飛鳥 石橋一史によるITコラム
~帝国ニュースに掲載されたものを紹介していきます~
AIの進化と成熟のスピードは凄まじく、組織はこのテクノロジーを自分たちに効果的に適用させる必要があり、そのためには、AIを利用する人間の認識が求められる…
目標を設定する組織は、AIテクノロジーによって何を達成しようとしているのかを明確にし、AIを活用する分野を特定する。その上で、組織は自分たちのニーズに合った適切なAIのプラットホーム(枠組み)を決定し、投資する。そして重要なことは、AIテクノロジーを使って働く要員に力量を持たせるための教育を施す。その要員はAIテクノロジーを理解し、業務にどのように統合できるかを理解するための教育・訓練を受け、AIの利点・範疇・限界などを理解しておかなければならない。人間の自覚こそが、AIを有効に活用し続けるための必須であるということを強く認識しておかなければならない。要するに、AIに任せきりでは主客転倒してしまう恐れがあるということだ。
AIの活用によって社会的な利便性が高度に高まることはいうまでもない。人類の自覚と認識が薄らいでしまうと、人はある日、AIによって持たされた無機質化社会に漂っていることを痛感する時が来るのかもしれない。
18歳Vesus81歳、12選
4 道路を暴走するのが18歳、道路を逆走するのが81歳
5 知らないことの多いのが18歳、忘れたことが多いのが81歳
6 飴を噛み砕けるのが18歳、噛んで歯が砕けるのが81歳